Medical & Brain Injury

医療・脳疾患

脳卒中・脳外傷・高次脳機能障害の包括的統計データ。グラフをクリックすると拡大表示されます。

脳卒中入院103千人/日
脳卒中死亡97,000人/年
平均在院日数77.4
TBI(年間新規)30,000
高次脳機能障害500,000
支援拠点機関125箇所
認定障害者数78,000
外来患者65千人/日

脳卒中(脳血管疾患)

種類別内訳(%)— マウスオーバーで詳細

入院患者数推移(千人/日)

死亡数推移(千人/年)

年齢別受療率(人口10万対)

外傷性脳損傷(TBI)

原因別割合

年齢別発生率

★ 高次脳機能障害(詳細)

推計有病者500,000
認定障害者78,000
支援拠点125箇所
就労率28%
主因:脳卒中65%
主因:外傷25%
平均発症年齢52
男女比2:1(男:女)

原因疾患の割合

主な症状 — 複数回答(%)

年齢階級別分布

日常生活自立度

就労状況

支援制度の認知率(%)

高次脳機能障害とは

脳卒中や外傷性脳損傷(交通事故・転倒など)によって脳が損傷を受けた結果、認知機能に障害が生じた状態の総称。外見上は障害がわかりにくいため「見えない障害」とも呼ばれ、本人・家族ともに苦労が大きい。

主な症状: 記憶障害(新しいことが覚えられない)、注意障害(集中力の低下・複数作業困難)、遂行機能障害(計画を立てて実行できない)、社会的行動障害(感情コントロール困難・対人トラブル)。

支援体制: 全国47都道府県に125箇所の支援拠点機関を設置。相談支援・リハビリテーション・就労支援・家族支援を実施。障害者手帳の取得により各種福祉サービスを利用可能。

課題: 推計50万人のうち障害認定を受けているのは約78,000人(16%)にとどまり、多くが制度の狭間に置かれている。就労率は28%と低く、経済的自立の支援が急務。

リハビリテーションと回復の見通し

発症後6ヶ月〜1年が回復のゴールデンタイムとされるが、2年以上経過後も改善が見られるケースあり。認知リハビリテーション、作業療法、言語聴覚療法を組み合わせた包括的アプローチが効果的。

復職支援: 障害者職業センターによるジョブコーチ支援、就労継続支援A型・B型事業所の活用、障害者雇用促進法に基づく企業への働きかけ。

出典: 厚労省「患者調査」(令和5年) / 国立障害者リハビリテーションセンター / 高次脳機能障害情報・支援センター / 東京都高次脳機能障害者実態調査